有料版は、無料版のコピーでは済みませんでした。「お金を受け取る」ための設定が、追加で必要になります。
1. 別アプリとして登録する
アプリを作成するときに、次を選びます。このデフォルトを、あとから変えることはできません。
- アプリ名
- デフォルトの言語(日本語 – ja-JP)
- アプリまたはゲーム:ゲーム
- 無料または有料:有料
2. お支払いプロファイルを作る
有料アプリを販売するには、Googleのお支払いプロファイルが必要です。筆者は次のように進めました。
| 項目 | 筆者の選択 |
|---|---|
| タイプ | 組織 |
| 名前 | 屋号(公文書に記載の表記と同じもの) |
| 販売する商品 | おもちゃ・ゲーム・趣味、コンピューターソフトウェア |
| 公開ビジネス情報 | 【ℹ】の説明文を読んで、チェックを外して入力 |
| カスタマーサポートのメール | 入力済み |
| クレジットカード明細書の名前 | 屋号と同じ |
このプロファイルは、一度Play Consoleにリンクすると、名前や住所を変更できません。 入力する前に、公文書と同じ表記かを、よく確かめてください。公開ビジネス情報は、あとから編集できます。
3. 手数料の優遇(15%)に登録する
筆者は、Google Playの15%のサービス手数料のプログラムに登録しました。登録内容(アカウントグループなど)は、アカウントの状況によって変わるため、ご自身の画面の説明を読んで、選んでください。
4. 銀行口座
銀行口座の登録は、筆者は後回しにしました。登録するときは、名義を銀行に登録されているとおりに入力し、口座の種類(貯蓄、当座、普通)を選びます。登録後に、Googleからのテスト入金があり、確認が必要です(目安、3営業日以内)。筆者の場合、口座登録なしで、有料版の審査に進めました。このあと登録する予定です。
5. 価格を設定する
筆者は、基本の価格を200円にしました。ここで戦ったのは、「全部の国の価格を設定しないと進めない」という画面です。
- 価格設定の画面には、配信しない国を含む多くの国が並びます。
- 基本の価格から、各国の価格を自動で換算できます。最後に、日本が200円のままであるかを確かめます。
- 価格を設定した国に、自動で配信されるわけではありません。配信する国は、「国と地域」で別に選びます(筆者の理解です)。
6. ストア掲載情報をつくる
アプリ名を、「限界すとまっくん MAX STOMACH(広告なし版)」にしました。これが、後で非承認の原因になりました。
7. 非承認になる
2026年10月12日に審査へ送信し、10月14日に、次のメールが届きました。
メタデータに関するポリシーへの違反…タイトル (ja-JP): 「限界すとまっくん MAX STOMACH(広告なし版)」
メールでは、アプリのタイトルを含め、ストアの掲載情報に価格やプロモーションに関する詳細を含めないようにという説明がありました。「(広告なし版)」という表現が、それに当たると判断されたと考えます。このメールで指摘されたのは、日本語のタイトルだけでした。AABやプログラムに問題はなく、ストアの掲載情報を直すだけでした。
8. 再提出して、公開される
タイトルを、次のように直しました。
| タイトル | |
|---|---|
| 非承認時 | 限界すとまっくん MAX STOMACH(広告なし版) |
| 再提出時 | 限界すとまっくん MAX STOMACH PRO |
あわせて、英語のタイトルにあった「ad free」も直し、「ご注意」の「有料の」を外して、再提出しました。10月17日に公開され、ストアページで200円の表示を確認しました。
「PRO」という言葉が、ポリシー上どう扱われるかは、再提出前には確認できませんでした。結果としては、このタイトルで通りました。
この章のポイント
- 無料と有料の区分、パッケージ名は、登録後に変えられない。
- お支払いプロファイルの名前と住所は、一度リンクすると変えられない。
- 価格は、全部の国の分をセットする必要がある。自動換算を使う。
- タイトルに「広告なし」「無料」「セール」など、価格やプロモーションを連想させる語を入れない。 英語など、ほかの言語のタイトルも確認する。
